2014年05月

退職時には関係者に挨拶しなさい

退職理由が興味深かった。

6名の退職理由が書かれているが、まとめると以下の3つになる。

  1. 別の仕事がしたくなった
  2. やりたくない仕事を任された
  3. やりたい仕事が(受注減などで)できない

じつは、ぼくの部署でも数年で5/11人離職させてしまった。「させてしまった」というのは、一応ぼくが部署のリーダーを任されているからだ。本当はリーダーなんてタマではないのだが、一番の古株だから、そういうことになってしまっている。

高離職率の原因の一端は、たぶん、ぼくにもあるのだろう。だが、正確なところは分からない。1名を除き、誰もぼくには相談してくれなかったからだ。「そもそも、そういう関係を築けていないからこそ、離職率が高くなるのだ」と責められれば、返す言葉がない。

ぼくに相談してくれた1名は、もう心が決まっていて、「別の仕事がしたくなった」とのことだった。いや、相談してくれたのではなく、日々の様子がおかしいので聞いてみたら、「もう辞めたい」と打ち明けてくれたのだ。こんなところで勘が当たっても、うれしくはない。当然、辞められるのは痛手だったが、別の仕事がしたいという若者を引き止めるのは、ぼくの主義ではなかった。

最後の出社日に、ぼくに挨拶してくれたのは、上記とは別の1名だけだった。これがなんとも悔しい。ぼくだけ在宅勤務だから、単に忘れられていただけなのかもしれない。だが、こうまで続くと、ぼくはいったい何をしているんだろうという気持ちになる。「退職時には関係者に挨拶しなさい」という簡単な常識すら、彼らに伝えられなかったのだ。常識の伝達こそ、上に立つ者の務めだとぼくは考えているのに! やはり、リーダーなんてタマではなかったのだ。

IT資格を取って何が悪い

ぼくの勤務先には、IT資格の取得に積極的な若手社員が多く、喜ばしく感じている。春の情報処理技術者試験では、20歳ほど離れた若手と同じ試験を受ける羽目になってしまった。そんなこともあって、ぼく自身、若いうちに取らなかったことを後悔している。彼らの積極性には好感しかない。

「勉強に夢中になって本業がおろそかになるのでは?」といった心配もまったくない。彼らほど能力があれば、少し勉強するだけで充分合格できるだろう。万一、本業がおろそかになったとしても、叱ればよいだけだ。それができない上司だけが無用の心配をするのだろう。

「仕事ができれば資格なんかいらない」という意見をたまに目にする。だが、仕事ができる人は、業務にかかわる資格なら片手間で取れるはずだ。資格を取って何の損があるのか、ぼくにはさっぱり理解できない。「こんな資格、取らなければよかった」と後悔する人がまれにいるのかもしれないが、そんな人は、せっかくの資格を生かせなかった、取得後の行動をこそ反省するべきではないのか。

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