2014年12月

人生上の目標について

年の瀬に書く話ではないかもしれないが、僕には人生上の目標がない。小学生のとき、担任に「将来何になりたいか」と聞かれ、適当に「ダンプの運転手」と答えた。ガリガリでひ弱だった僕は、クラスの皆から笑われた。

大学生のときには、ミュージシャンを目指して退学、上京したものの、その才能がないことはすぐに分かった。その後いろいろな職について、なんとなくプログラミングが好きになり、今もITエンジニアとして働いている。

自己啓発書の名著とされている『7つの習慣』には、以下のような文章があるらしい。

自分にとって最も重要な価値観について考えるには、自分自身の葬儀に出席したところを想像するといい。弔辞には、どんなことを言ってもらいたいだろうか? 人生でなしとげたことで、いちばん自慢に思っていることは? そして最後に、人生で何を達成したかったのか?

僕は、自分の葬儀なんかどうなったっていいし、人々の記憶に何かを残して死にたいとも思わない。他人の評価を気にする人生が、そんなに幸せなのだろうか。弔辞で褒められることを「成功」と呼ぶならば、僕にはそんなものは必要ない。

今後も僕は、偶然の導きによって、好きなことをしたり、嫌々ながら嫌いなことをしたり、妻と幸せな時間を過ごしたり、町で酔っぱらいと喧嘩したり、そんな毎日をただ過ごしていくだろう。会社で出世したいとか、社会のために尽くしたいとか、技術の発展に寄与したいとか、そんな大それた目標は一生持たないに違いない。

ただ、妻とは楽しい暮らしを続けたい。そのためには気合を入れて稼ぐ必要がある。それが目標といえば目標だ。一人の女性をも幸せにできない男が、会社のためだの社会のためだの世界のためだのと偉そうな目標を掲げても、そもそも滑稽なだけだと思う。

2014年を振り返る

転職

10年半務めた会社を今年いっぱいで辞め、転職することにした(「転職します」)。

年俸が100万円近く下がるが、扱える技術の幅が広がるので、その経験を買ったのだと自分に言い聞かせている。転職先では副業が認められた。早々に動いて、多少なりとも補填したい。

大学入学

北海道情報大学の通信教育部に入学した(「TOEICの目標点数をクリアした/大学に合格した」)。

今のところ順調に単位を取得できており、このペースでいけば、3年次の終わりには卒業に必要な単位を取れているかもしれない。

MENSA入会

MENSAの入会テストに合格した。ちょっとした話のネタができてよかった。

情報セキュリティスペシャリスト試験合格

情報セキュリティスペシャリスト試験に合格した。さほど難しくなかったので、もっと若いうちに挑戦しておけば、というのが正直な感想だ。

結婚15周年

3月で結婚15周年を迎えた。結婚記念日当日はテール・ド・トリュフ東京でディナー。翌月にはライフスタジオ自由が丘店で記念撮影。

20周年も、同じように過ごしたい。

統計検定3級に合格した

11月30日に受験した統計検定3級の合格発表があり、無事合格していた。

合格率は64.99%だった。検定試験のなかでは高い部類だろう。なので、合格したこと自体にはさほどの喜びはない。ただ、「評価A」が得られたのが嬉しい。統計検定には成績によって「評価S」「評価A」があるのだ。僕は2問ミスで「評価A」だったので、おそらく「評価S」は満点合格者のみだろう。

追記(2015-03-19)

2014年11月実施試験の成績優秀者一覧(PDF)が3月5日に公開されていた。眺めているとなかなか楽しい。

プロフィール

ENECHANGE株式会社VPoT兼CTO室マネージャー。AWS Community Builder (Cloud Operations)。前職はAWS Japan技術サポート。社内外を問わず開発者体験の向上に取り組んでいます

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