2015年05月

Heroku無料枠の変更に伴い、運営中のWebアプリを毎晩眠らせることにした

以前から、人間と同じように夜眠るWebアプリがあってもよい、いや、あってもよいどころか、むしろかわいいんじゃないか、と思っていました。

6月にHerokuの無料枠が変更され、1日に18時間しか起動できなくなるそうなので、これを機に、Herokuで運用している自作Webアプリの「むびりす」を毎晩眠るようにしてみました。

今のところ、開発機のcronで寝かせたり起こしたりしています。

# 0時になったら寝かせる
0 0 * * * cd /path/to/app; heroku maintenance:on
1 0 * * * cd /path/to/app; heroku ps:scale web=0

# 7時になったら起こす
59 6 * * * cd /path/to/app; heroku ps:scale web=1
 0 7 * * * cd /path/to/app; heroku maintenance:off

寝かせている間のメンテナンス画面は、http://a.noare.net/mvls/503 に置いているものです。

$ heroku config | grep MAINTENANCE_PAGE_URL
MAINTENANCE_PAGE_URL:           http://a.noare.net/mvls/503

普通のWebアプリだとこうはできないと思いますが、公開から2年経ってもユーザが2名だけ(ぼくと妻)だったので、躊躇なく進められました。さて、ぼくは喜ぶべきなんでしょうか。


追記(2019-01-11)

今は眠らせていません。経緯は忘れてしまったのですが、現状、ぼくのアカウントは月に1550時間まで無料になっています。なので、眠らせる必要がないのです。

2015年5月発売の気になる技術書

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プロフィール

ENECHANGE株式会社VPoT兼CTO室マネージャー。AWS Community Builder (Cloud Operations)。前職はAWS Japan技術サポート。社内外を問わず開発者体験の向上に取り組んでいます

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