2016年07月

ルーキーオブザイヤー賞をいただいた

本日、社内表彰式があり、ありがたいことにルーキーオブザイヤー賞をいただいた。今日まで賞の存在を知らなかったのだが、入社後2年以内の社員が選考対象となるもので、今年1月に入社したぼくにも権利があったらしい。

入社後にどんなことをしたのか、ふりかえってみる。

1〜2月:既存プロダクトの不具合修正、機能追加
RailsやPHPで書かれているアプリケーションを色々といじった。そういうと簡単そうだが、対象のシステムはいくつものサブシステムが絡みあう複雑なもので、はじめは理解するのに苦労した。
3〜5月:新規プロダクトの開発
これまたありがたいことに、新規プロダクトのサーバサイド開発をまかせていただいた。好きな言語やフレームワークで書いてよいとのことだったので、触れたことのないSinatraをあえて選んでみた。Reekflayflogdebrideといった解析ツールを使って、なるべくきれいなコードを書こうと心がけた。このプロダクトはすでにサービスインしている。
6月〜現在:ログ集計ツールの開発
Slackでコマンドを実行すると、AWS LambdaによってEC2のスポットインスタンスが起動され、S3上のログデータがLogstash経由でElasticsearchに流し込まれ、事前定義されたクエリによる集計処理がおこなわれ、その結果がSlackに返されて、S3にも保存される。そういうツールを作っている。どの技術要素も入社前には触れたことのないものばかりで、とても楽しい。

ぼくなりに頑張っているつもりだったので、評価していただけたのは素直にうれしいことだ。この原動力の半分くらいは、転職活動時に不愉快な思いを味わわせてくれた人々への憤りであった。今後も忘れないようにしたい。

知的財産管理技能検定2級試験を受検した

東大の駒場キャンパスで知的財産管理技能検定2級試験を受検してきた。3級のときと同様、アップロード社の解答速報で自己採点したところ、学科が40問中27問正解、実技が40問中34問正解だった。合格基準は32問正解なので、実技のみの一部合格ということになりそうだ。

自分を慰めるため、ここ10回の合格率を表にしてみよう(合格者数÷申込者数)。

実施年月学科合格率実技合格率
2013-0348.1%49.8%
2013-0736.8%48.2%
2013-1121.9%53.8%
2014-0328.0%30.0%
2014-0742.1%38.8%
2014-1136.8%45.1%
2015-0336.1%44.2%
2015-0747.1%39.4%
2015-1157.1%60.9%
2016-0336.6%51.3%

2015-11の合格率が高すぎて、揺り戻しが来ているのではないか。今回の学科合格率は、2016-03のそれを下回るかもしれない。それじゃ落ちても仕方ないね、あはは。

と、むりやり自分を慰めたところで、次回のリベンジを誓いつつ、筆を置きます。

2016年8月発売の気になる技術書

2016-08-01発売

ソフトウェア工学
ソフトウェア工学
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岸 知二 野田 夏子
近代科学社

2016-08-02発売


2016-08-05発売


2016-08-17発売

Docker
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posted with amazlet at 16.08.19
Adrian Mouat
オライリージャパン (2016-08-17)
売り上げランキング: 3,833

2016-08-24発売

スケーラブルリアルタイムデータ分析入門 ―ラムダアーキテクチャによるビッグデータ処理
Nathan Marz James Warren
オライリージャパン
売り上げランキング: 169,869


2016-08-26発売


プロフィール

ENECHANGE株式会社VPoT兼CTO室マネージャー。AWS Community Builder (Cloud Operations)。前職はAWS Japan技術サポート。社内外を問わず開発者体験の向上に取り組んでいます

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