2018年12月

Python 3 エンジニア認定基礎試験に合格しました

オデッセイ テスティングセンター 新宿で、Python 3 エンジニア認定基礎試験を受けてきました。結果は1000点満点の975点で合格でした。

率直にいって、よほどの初心者でなければ合格は難しくない試験だと感じました。ぼくのようなベテランプログラマが受けてもメリットは薄いかもしれません。

ですが、少なくとも、試験の主教材である『Pythonチュートリアル 第3版』は読んでよかったと思っています。ループのelse節関数のアノテーションなど、知らない機能が多々紹介されていたからです。オンラインでも読めることに後で気づいたのですが、書籍のほうが読みやすく感じました。

2018年を振り返る

年末恒例の今年を振り返る記事です。


仕事

昨年2月から、オプショナルツアー予約のVELTRAで働いています。12月25日に東証マザーズへの上場を控えており、このタイミングで参加できたのはありがたいことだと思っています。

今年はおもに下記のミッションに取り組みました。

これらを通じて、ぼくはパフォーマンス改善が好きだったんだと気づかされました。振り返れば、過去の所属先でも、もっとも夢中になれたのはパフォーマンス改善でした。「気づくの遅くね?」という話ですが、気づかないよりはマシですよね…。

来年以降のミッションは現時点では未定ですが、何らかの形でパフォーマンス改善に関われるよう調整させてもらおうと思っています。


資格・検定

今年も昨年同様、情報処理技術者試験との相性がよかったです。春のプロジェクトマネージャと、秋のシステムアーキテクト、どちらも合格できました。来年は春のシステム監査技術者と秋のITサービスマネージャを狙おうと思っています。

他の国家資格は1級ウェブデザイン技能士国内旅行業務取扱管理者が取得できました。海外旅行が扱える総合旅行業務取扱管理者のほうは不合格だったので、来年リベンジします。

民間の検定では下記に合格できました。

逆に、世界遺産検定1級は7月12月に受験し、2度とも不合格でした。仕事に役立つかもしれないと思って合格を目指したのですが、なんだか勉強が楽しくないのです。楽しくないのは、結局、世界遺産に思い入れがないからですよね。これも「気づくの遅くね?」という話です。来年以降は受験を見送り、老後にヒマで仕方がなくなったら勉強を再開するつもりです。


2019年の抱負:「減らす」

そんなわけで、システムのパフォーマンス改善は楽しいけれど、世界遺産検定の勉強は楽しくない、ということに気づいた1年でした。楽しいのは得意なことだからで、楽しくないのは苦手なことだからなのでしょう。

2019年は楽しいこと、つまり得意なことに注力し、それ以外のことはなるべく「減らす」年にしたいと思っています。

具体的には、止まってしまっているBootstrapドキュメントの翻訳を完全にやめる(かも)とか、とくに役立っていない情報処理安全確保支援士の登録をやめる(かも)とか、そんな感じです。これらは楽しくないわけではないのですが、パフォーマンス改善のように、もっと楽しいことが他にあるのだから、そちらに注力したほうがよいのではないかと思うわけです。

こうした考えに至るには、下記の本を読んだ影響もありました。ぼくのように、いろんなことに手を出しがちな方におすすめです。

後者については、下記のインタビュー記事も参考になります。

少し早いですが、今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

Amazon Product Advertising APIの利用ポリシーが2019年1月16日に変わります

Amazonアソシエイトから昨晩届いたメールで、Product Advertising API (PA-API) の利用ポリシーが変わると知りました。詳しくはヘルプページを参照とのことです。11月5日に公開されたそうですが、見逃していました。

ぼくはPA-APIを利用したサービス「リリースチェッカー」を運営しています。ぼくにとって重要なのは下記の変更点です。

PA-APIより取得した商品リンク経由の発送済み商品売上が過去30日以内に発生していない場合、PA-APIをご利用いただけなくなる恐れがございます。

これまでリリースチェッカーでは、リンクURLを自前で生成していました。「http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/$asin/$associateTag」形式です。PA-APIから返されるURLは長く、不便だと感じていたからです。たとえばhttps://www.amazon.co.jp/Clean-Architecture-%E9%81%94%E4%BA%BA%E3%81%AB%E5%AD%A6%E3%81%B6%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%81%AE%E6%A7%8B%E9%80%A0%E3%81%A8%E8%A8%AD%E8%A8%88-%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%82%B4-%EF%BC%B2%EF%BD%8F%EF%BD%82%EF%BD%85%EF%BD%92%EF%BD%94-%EF%BC%A3%EF%BC%8E%EF%BC%AD%EF%BD%81%EF%BD%92%EF%BD%94%EF%BD%89%EF%BD%8E-ebook/dp/B07FSBHS2V?SubscriptionId=066ZK100NJ177KN8CF82&tag=chintara-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=B07FSBHS2V のような感じです。

現在の利用ポリシーでも、自前で生成したURLがPA-API経由の売上とみなされない点は同じです。ただ、売上が立たなくとも、PA-APIの利用を止められることはありませんでした。

もしPA-APIの利用を止められてしまうと、リリースチェッカーが提供できなくなってしまいます。なによりぼく自身がリリースチェッカーのヘビーユーザーなので、なくなると困るのです。

というわけで、リリースチェッカーの自前リンク生成をやめました。RSSリーダーによっては、長すぎるURLを扱えないものがあるかもしれません。ご不便をおかけします。ぼくが使っているInoreaderは今のところ大丈夫なようです。

ヘルプページによれば「レスポンスに含まれるリンクを短縮URLに変換してのご利用は問題ございません」とのことなので、そうするのが最善なのだろうとは思います。いずれ対応するかもしれませんが、ひとまず様子見させてください。

プロフィール

ENECHANGE株式会社VPoT兼CTO室マネージャー。AWS Community Builder (Cloud Operations)。前職はAWS Japan技術サポート。社内外を問わず開発者体験の向上に取り組んでいます

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