人生の目標や夢について、たびたび考えてきた。たびたび考えてきたのだが、結論はいつも「妻との幸せな暮らしを少しでも長く維持する」になってしまう。豪邸に住みたいとも思わないし、運転免許がないから車にも興味がない。好きな女性とは結婚できてしまったし、給与に不満もない。いくら考えても変わらないので、きっとぼくの夢は「妻との幸せな暮らしを少しでも長く維持する」なのだと思う。世のためになるデカい何かをなしとげたい気もするが、残念ながらそんな才能はなさそうだ。

妻との幸せな暮らしを少しでも長く維持するには、維持できるだけの生計が必要だ。これはまあ、今まで通りに勤務先の期待に応えていればなんとかなるだろう。もちろん、可能ならもっと応えたい。

問題は定年後である。今のところ、老後を遊んで暮らせるほどの蓄えがない。おそらく今後も貯まらないので、何らかの仕事をすることになりそうだ。本当はゆっくりしたいのだが、仕方がない。

ぼくが国家資格をあれこれ取っているのは、定年後の再就職に有利かもしれないと思っているからだ。本当に有利かどうかは分からない。ただ、自分のアタマで考えるより、国家が示してくれている人材モデルを信頼するほうが不安が少ないのは確かだ。一度、キャリアコンサルタントに相談してみようかな。


追記(2020-01-21)

5年前にも似たようなことを書いていた。何も変わっていない。つまり、ぼくの人生の目標は確定していて、あとは実行するのみなのだ。

老後に必要な資金を見積もり、できれば貯金をし、老後に役立ちそうな資格を取る。それなりに健康に気をつかい、勤務先の期待に応えるよう働き、給与水準をできるだけ維持する。実行すべきはこれらだ。

実行しても、目標が達成できるかどうか定かではない。けれど、実行しなければ達成は無理だ。だからやる。それだけ。