2021年08月

ISUCON11予選、予想以上に厳しい結果だった

ISUCON11の予選にチーム「iwamot solo」で参加したものの、参考順位299位という厳しい結果に終わりました。一昨年のISUCON9が参考順位98位、昨年のISUCON10が参考順位66位だったので、今回は惨敗だと感じています。

一番の敗因は、Sinatraに不慣れなためにソースコードの改善にもたついてしまったことでした。現在の勤務先では主にRubyが使われているので競技でもRubyを選んだのですが、Sinatraアプリをメンテナンスする機会はまずないんですよね。

そんなわけで、競技時間中に実施できたことは下記くらいでした。

他にも試したいことがたくさんあったのですが、前述の不慣れな部分をあれこれ調べているうちに終了時間を迎えてしまった感じです。

今回の惨敗で思ったのは、勉強や練習に時間をかけなければ予選通過は無理そうだなということでした。ISUCON以外にも時間をかけて取り組みたいことがあるので、まあぼちぼちですかね。

企業型DCの罠にはまってしまった(マッチング拠出のすすめ)

前職の企業型DCにおいて1年ほどの積立期間を無駄にする罠にはまってしまいました。知らずに同じ罠にはまっている方も多いのではないかと思います。

その罠とは「事業主返還」です。企業型DCのプランによっては勤続3年未満で退職した場合に年金資産を事業主に返還しなければならない場合があります。これが事業主返還です。

事業主返還とは、勤続3年未満で自己都合退職した場合などに限り、年金資産のうち、事業主が拠出した掛金相当額を事業主へ返還することです。

事業主返還とはどのようなことですか? | 損保ジャパンDC証券

ぼくが事業主返還について知ったのは1年ほど勤めた前職の退職手続の最中でした。結局のところ事業主が拠出してくれていた掛金をすべて返還することになってしまいました。

こんなことになるのであれば「マッチング拠出」(加入者本人が掛金を上乗せして拠出する制度)を利用しておくべきだったと後悔しています。勤続3年未満で退職した場合でも加入者が拠出した掛金は返還しなくてよいからです。

というわけで3年以上勤める自信のない企業型DC加入者にはマッチング拠出の活用をお勧めします。ちなみにぼくは転職によりiDeCoに戻りました。事業主返還を気にする必要がなくなってすっきりした気分です。

プロフィール

ENECHANGE株式会社VPoT兼CTO室マネージャー。AWS Community Builder (Cloud Operations)。前職はAWS Japan技術サポート。社内外を問わず開発者体験の向上に取り組んでいます

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