NASに置いているデータはGoogleドライブに定期バックアップ
写真、電子書籍、音楽ファイルなど、PC上になくても困らないデータは、NASに置き、そこからGoogleドライブに定期バックアップすることにした。
NASは、QNAPのTS-112とWD Red(1TB)。この構成にしてから1年ほど経つが、何の問題も起きていない。
Googleドライブへのバックアップには、NAS管理ツールのアドオン「Google Drive Sync」を使う(参考:「Turbo NASのデータをGoogle Driveにバックアップします」)。現状、スケジュールが1つしか保存できないのが難点だが、同じ共有フォルダにデータをまとめてしまえば問題ない。データが増える頻度は少ないので、週1度、月曜の午前4時にバックアップすることにした。
バックアップ先にGoogleドライブを選んだのは、上記のアドオンが使えるのと、価格の安さ(100GBで月4.99ドル)、さらにはサービスの持続可能性を考慮してのことだ。セキュリティについては、漏れてもさほど困らないデータしかないので、まあ問題ないだろう。
ちなみに、写真はGoogle+にも保存している。スマホで撮った写真はアプリで自動バックアップ、デジカメで撮った写真はNASとGoogle+に手動バックアップ、という寸法。これだけバックアップしていれば、なくなる心配はない。
PC上のデータは、NASとSpiderOakへ
日々使っているPC上のデータは、NASへ手動バックアップし、さらにNASからSpiderOakへ自動バックアップすることにした。
NASへの手動バックアップには、BunBackupを使い、バックアップ対象フォルダを2つの形式でミラーリングする。1つはBunBackupの機能で暗号化したもの、もう1つは生データだ。バックアップ対象のデータは頻繁に増減するので、毎晩就寝前に必ずバックアップする。BunBackupには完了後にWindowsを終了する機能があるので便利だ。
NAS上の暗号化データは、SpiderOakのアプリで自動バックアップされる。アプリ側でも暗号化されるとはいえ、その前に暗号化しておくほうが、より安全だろう。
生データもNASにバックアップするのは、復号化せずにすぐ開きたいこともありそうだから。暗号化データのみの場合より、バックアップに要する時間も容量も増えてしまうが、仕方ない。
バックアップ先にSpiderOakを選んだのは、セキュリティ面と、価格の手頃感から(100GBで月10ドル)。Amazon S3にしようかとも思ったのだが、ファイル数が多くてフォルダ構成を頻繁に変える僕の場合、かえって高くつきそうなのでやめた(思い違いがあればすみません)。
SpiderOakを使ってみたい方は、https://spideroak.com/download/referral/74fce446e2b8803f997de5a4dd4d47a3から登録していただくと、無料分の容量が2GBから3GBに増えるかもしれません。よろしければどうぞ。
追記(2014-03-27)
先日、Googleドライブが値下げされ、100GBで月4.99ドルから1.99ドルになった。年間で36ドルも安くなったことになる。
また本日、SpiderOakのキャンペーンが始まり、永年無制限容量プランが年125ドルで申し込めるようになった。3月31日までなので、気になる方はお急ぎを。僕はさっそく切り替えました。