システム監査技術者

システム監査技術者試験に合格した

4月に受けたシステム監査技術者試験、合格していました。今日が合格発表日だったのです。

成績は午前2が自己採点どおり84点、午後1が86点、午後2がA評価でした。午後1が60点に満たず足切されるのではないかと不安だったのですが、意外と良い点数で驚いています。

午後2で選択したのは、問2の「情報セキュリティ関連規定の見直しに関するシステム監査について」です。「リモートワークと、クレジットカード情報の非保持化を進めるにあたり、規定の見直しが必要になった」というシナリオを思いつき、それなら論述できそうだと思いました。シナリオさえ決まれば、あとはITエンジニアとしての経験をもとに、監査人であればこう対応するだろうと想像をふくらませて書いていくだけです。想像でなんとかなります。

今回の合格により、残すはITサービスマネージャ試験とITストラテジスト試験の2つとなりました。いずれも秋期試験です。今秋はITサービスマネージャ試験を受ける予定です。


情報処理技術者試験の論文のコツを「情報処理技術者試験の午後2論文、これだけで勝てます」と題したnoteの有料記事にまとめました。500円です。ぼく自身、コツをつかむ前は2連敗、つかんでからは3連勝(去年のPMとSA、今春のAU)と、劇的な効果がありました。途中まで無料で読めますので、ご興味のある方はぜひ。

システム監査技術者試験を受けた(初)

青山学院大学青山キャンパスでシステム監査技術者試験を受けてきました。力は尽くしたので、良い結果だとうれしいです。

システム監査技術者試験を受けた理由は、春の高度情報処理技術者試験で未合格なのがこれだけだからです。情報処理技術者のはしくれである以上、高度試験の完全合格を目指すべきだと思っているのです。(そう思わない方がいても文句はありません、念のため)

合格の自信は30%くらいです。午後2の論文まで書ききりましたが、午前2や午後1で足切りされているのではないかと不安です。システム監査はするほうもされるほうも経験がなく、机上で勉強しただけなんですよね。(追記:午前2の自己採点結果は84点でした。とりあえず午後1に進めてよかったです)

とはいえ、システム監査技術者試験が特別に難しいとは感じませんでした。合格済みのプロジェクトマネージャやシステムアーキテクトにくらべ、午後1の問題文が短く、時間に追われる感じはしません。論文も、監査の基本をおさえれば実体験がなくても書けそうな印象です。

ちなみに勉強には下記の本を使いました。


情報処理教科書 高度試験午前I・II 2017年版
松原 敬二
翔泳社
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この本で、午前試験の難易度をなんとなくつかみました。以前、他の試験のために購入したものです。


システム監査技術者試験 午前 厳選問題集

東京電機大学出版局
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上記の感触から、午前試験の過去問をたっぷり解いておいたほうがよいと判断し、購入しました。今回の試験でも過去問から何問か出題されたので、解いておいて正解でした。


情報処理教科書 システム監査技術者 2019~2020年版
落合 和雄
翔泳社
売り上げランキング: 118,265

午後問題の対策用に購入しました。ひと通り読んだものの、これだけでは合格の自信が得られませんでした。この本のせいではなく、他の本をあわせて読むことで、経験不足による不安を埋めたくなったというのが正直なところです。


というわけで、この本も購入しました。あわせて読むことで、合格の可能性が見えてきました。この本だけでも経験不足は補えなかった気がします。


追記(2019-06-21)

合格していました

プロフィール

ENECHANGE株式会社VPoT兼CTO室マネージャー。AWS Community Builder (Cloud Operations)。前職はAWS Japan技術サポート。社内外を問わず開発者体験の向上に取り組んでいます

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