本日、社内表彰式があり、ありがたいことにルーキーオブザイヤー賞をいただいた。今日まで賞の存在を知らなかったのだが、入社後2年以内の社員が選考対象となるもので、今年1月に入社したぼくにも権利があったらしい。
入社後にどんなことをしたのか、ふりかえってみる。
- 1〜2月:既存プロダクトの不具合修正、機能追加
- RailsやPHPで書かれているアプリケーションを色々といじった。そういうと簡単そうだが、対象のシステムはいくつものサブシステムが絡みあう複雑なもので、はじめは理解するのに苦労した。
- 3〜5月:新規プロダクトの開発
- これまたありがたいことに、新規プロダクトのサーバサイド開発をまかせていただいた。好きな言語やフレームワークで書いてよいとのことだったので、触れたことのないSinatraをあえて選んでみた。Reek、flay、flog、debrideといった解析ツールを使って、なるべくきれいなコードを書こうと心がけた。このプロダクトはすでにサービスインしている。
- 6月〜現在:ログ集計ツールの開発
- Slackでコマンドを実行すると、AWS LambdaによってEC2のスポットインスタンスが起動され、S3上のログデータがLogstash経由でElasticsearchに流し込まれ、事前定義されたクエリによる集計処理がおこなわれ、その結果がSlackに返されて、S3にも保存される。そういうツールを作っている。どの技術要素も入社前には触れたことのないものばかりで、とても楽しい。
ぼくなりに頑張っているつもりだったので、評価していただけたのは素直にうれしいことだ。この原動力の半分くらいは、転職活動時に不愉快な思いを味わわせてくれた人々への憤りであった。今後も忘れないようにしたい。