8月から、アマゾンウェブサービスジャパン株式会社で働くことになりました。憧れの企業だったので、入社決定から1か月ほど経っても、まだ不思議な気分です。
職種はプレミアムサポートです。ソリューションアーキテクトにすべきか迷ったのですが、サポート業務の経験があることと、常時リモート勤務が可能なことから、サポートに応募しました。
今日は現職、ベルトラ株式会社での最終出勤日。優秀な方々に囲まれ、充実した3年半でした。AWSの面接でアピールした実績のほとんどは、ベルトラで積んだものです。関係者のみなさま、本当にありがとうございました。
明日から勤務初日までの半月ほど、羽を伸ばします。まずは、いつも支えてくれている妻と祝杯をあげる予定です。
以下、AWSへの応募を考えている方向けのメモです。
面接対策に読んだ本
- ミーシャ・ユールチェンコ『Amazonで働きたい人が読む本』
- ミーシャ・ユールチェンコ『ストーリーで攻略!STAR行動面接テクニック』
- 星健一『amazonの絶対思考 常に、「普通という基準」を作り変える』
やっておいてよかったこと
- 取得したAWS認定をLinkedInのプロフィールに載せておいたこと。載せていなければ、リクルーターからの連絡はなかったと思う。連絡がなければ、AWSへの応募は(少なくともこのタイミングでは)考えなかった
- 高度情報処理技術者試験の午後2論文を何度も書いてきたこと。論文形式がSTARそのものなので、ストーリーをまとめる要領が事前につかめていた
- その他、資格試験を受けまくってきたこと。おかげで、面接の準備が試験勉強のような感覚で進められた。ちなみに、準備すべき内容は、Amazon面接ページですべて公開されている
アピールした実績の例
- NewRelicを導入し、サイトのパフォーマンスを可視化した。また、チューニングをほどこし、平均応答速度を半分未満に改善させた
- 検索システムを内製化し、運用コストを6分の1に減らした
- 続けるメリットの低いプロジェクトの中止を、外部から進言した
- メール到達率をKibanaで可視化した。また、送信エラーの原因を修正し、到達率を0.5%向上させた
- 重要なメールの送信エラーを検知し、Slackに通知する仕組みを作った。それにより、能動的なサポートが可能となった
- 大量ページを対象とするA/Bテストの仕組みを整備した
- マイクロサービスのインフラを、未経験のサービス(ECS/Fargate および GitHub Actions)で構築した
- マイクロサービスの一部を、未経験のプログラミング言語(Go)で実装した(以上、ベルトラ株式会社)
- 営業担当者向けの集計処理を、Slackコマンドで実行できるようにした(株式会社マーズフラッグ)
- サイトリニューアルのシステム側を、手を動かしつつ仕切った(ビューティーナビ株式会社)