芝本秀徳『プロジェクトを成功させる技術!』を読み、プロセスフローダイアグラム(PFD)を知った。単純にいうと、データフローダイアグラム(DFD)の「データストア」が「成果物」に変わったものだ。
ソフトウェア開発にかぎらず、あらゆるプロジェクトに応用できそうだ。「PFDによる開発プロセスのモデリング - 千里霧中」では、竹とんぼの製作プロセス例が紹介されている。
「竹材」を入れたら「竹とんぼ」を作ってくれる機械があればプロセスは1つで済む。けれど、そんな機械はないので、細分化して考えなければならない。「竹とんぼ」の1つ前のプロセスは何か、また、そのプロセスに入力すべき成果物は何か。
そう考えると、各プロセスはUNIXのフィルタのようなものに見えてくる。成果物Yを入力すると成果物Zを出力してくれる、それしかしないフィルタ。