Oracle Cloud無償ティアが始まったことを思い出し、リリースチェッカーを試しに動かしてみたら特に問題なかったので、正式に移行しました。以前はさくらのVPSを使っていました。年間11,000円ほどの節約になります。
Oracle Cloudを使うのは初めてですが、VMインスタンスを使う分には、特にハマるポイントはありませんでした。無償で2台使えるため、同じくさくらのVPSで使っている開発用サーバも、こちらに引っ越そうと思っています。
以下、Oracle Cloudとは無関係な話です。今回の移行を機に、リリースチェッカーをDockerコンテナで動かすようにしました。ホストにはNginxを立て、DockerコンテナのApacheにリバースプロキシしています。これで、またサーバを移行せざるをえなくなったとしても、作業が楽になりました。
リバースプロキシするようにしたのは、ダウンタイムなくDockerコンテナを切り替えたかったからです。たとえば、8080番ポートでDockerコンテナが動いているとしたら:
- 8081番ポートで新たなDockerコンテナを起動する
- Nginx設定ファイルのリバースプロキシ先を8081番に変え、リロードする
- 元のDockerコンテナを止める
という流れで実現できます。このあたりは何らかの手段で自動化するのがよいのかもしれませんが、デプロイ頻度が少ないので、当面は手動でいこうと考えています。