クラウド人事労務ソフトのSmartHRが、SmartHRマスターというスキル認定試験を実施していると知り、興味本位で受けたところ、思わぬ収穫がありました。
その収穫とは、ユーザーではなくサービス提供側の立場で見たときに、受験データを集めることでヘルプ機能を充実させられるという気づきです。
オンライン試験のため、多くの受験者はヘルプセンターを調べながら問題を解くはずです。ぼくもそうしました。
それでも全員が満点を取れるほど簡単な試験ではありません。ぼくはBEGINNERレベル(初級)を受けたのですが、スコアは85%でした。
正解率の低い問題や、平均回答時間の長い問題は、ヘルプセンターで答えを探しづらい問題だということになります。言い換えれば、出題内容と同じ疑問を持ったユーザーがいたとしても、今のヘルプセンターでは解決できないおそれがあるということです。
このように、ヘルプセンターの改善点が自然と集められる仕組みはいいなと思いました。今後、試験が作れるようなサービスに携わることがあれば、提案してみたいところです。