日本語教育能力検定

日本語教育能力検定試験に合格しました

10月に受けた日本語教育能力検定試験の合格証書が届きました。合格証書には、ぼくの顔写真が印刷されていて、その人相の悪さに思わずのけぞりました。もっと良い印象の写真を選べばよかったと後悔しています。

公式サイトによれば、受験者数は5767人で、合格者は1463人だったそうです。合格率は25.4%ということになります。昨年は24.9%、一昨年は22.8%だったので、例年より若干易しかったようです。

合格したからといって、すぐに日本語教師を目指す予定はありません。ただ、今の勤務先には日本語を母語としないスタッフが多いので、そういう方たちに日本語を教えられないかな、と何となく考えています。

日本語教育能力検定試験を受けた

明治大学の和泉キャンパスで、日本語教育能力検定試験を受けてきた。大雨だったので、行きも帰りもタクシー。会場が家からわりと近いので助かった。

この検定試験に合格すると、日本語教員の資格を持つものとみなされる。ただ、日本語教員の資格を得る手段はこれだけではない。大学で日本語教育に関する科目を修得する、日本語教師の養成講座を受ける、といった方法がある。このうち、ぼくにとっていちばん手っ取り早そうなのが試験の合格だった。

日本語教師を目指そうと思ったそもそものきっかけは、以前「日本語検定1級に合格した」という記事に書いたとおり、日本語が自分の得意分野だと気づいたからだ。今の仕事であるプログラミングと、日本語関連のスキルを総合して、世のためになることが何かしらできればと考えている。

試験を受けてみての合格の自信は70%程度だ。マークシートをすべて埋めたのはもちろん、記述問題も自分なりに手応えがあった。

勉強には『日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第4版』を使った。これだけでは不安だったが、昨日『平成28年度 日本語教育能力検定試験 試験問題』を解いてみると、意外と点数が取れそうなことがわかり、安心した。これから勉強する人には、先に過去問題を解くことを勧める。常識で解ける問題がけっこうあるからだ。


追記(2017-10-23)

アルクの解答速報が出たので自己採点してみた(選択問題のみ)。試験IIは、どの選択肢を選んだのかメモし忘れた問題が3問あったので、すべて不正解とみなして計算している。

正解数問題数正解率
試験I7810078.0%
試験II274067.5%
試験III618076.3%
16622075.5%

この試験は難度によって合格基準点が変わるため、これで合格かどうかは分からない。例年と同じ難度であれば、仮に記述式問題の得点が0点であったとしても、合格圏内のようだ。12月中旬の合否発表を楽しみに待つ。

追記その2(2017-10-23)

大原の解答速報も出た(まだ試験Iのみ)。これで自己採点すると、正解数が74となった。機関によってこれだけ差があるのは、試験の難度が高かったためだと思いたい。

プロフィール

ENECHANGE株式会社VPoT兼CTO室マネージャー。AWS Community Builder (Cloud Operations)。前職はAWS Japan技術サポート。社内外を問わず開発者体験の向上に取り組んでいます

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