8月24日に受検した医療情報技師能力検定試験、無事合格した。情報処理、医療情報システム、医学・医療の3科目とも、初めての受検で一発合格だった。

受検を考えたのは、医療機関向けのシステムを作っているのに、医療に関する知識が不足しているのが情けなかったため。受検勉強を通じて、少しでも知識を身につけられればと思った。その目的はある程度達成できたと思っている。


受検当日、市ヶ谷の受験会場のビルに着いたら、入場待ちのかなり長い行列ができていた。歩道を途中で折り返している。仕方なく最後尾につき、じりじり入口まで近づいたころ、スタッフが「階段だと並ばずに上れます」と教えてくれた。なんと、エレベーター待ちの列だったのだ。何階まで上るかは受検者ごとに異なるそうで、受検番号を見せたら、「3階ですね」とのこと。もっと早く教えてよと思いながら、階段を上った。

午前の情報処理科目は、本業であり、過去問(『医療情報技師能力検定試験過去問題・解答集〈2014〉』)を少し解いたら簡単そうだったので、特に勉強はしなかった。昼食の混雑が予想されるため、さっさと解いて、ひとより早く教室を出る(あせって問題用紙を持ち出し忘れたのが心残り)。僕が食事を終えて喫茶室ルノアールを出るころには、やはり入店待ちの列ができていた。

午後の医療情報システム、医学・医療科目は、過去問では、ぎりぎり合格線上だった。『医療情報サブノート』を買い、ざっと目は通したものの、出題範囲が広く覚えるべきことが多いため、最後まで自信が持てなかった。ダメならまた来年、と肩の力を抜いて臨んだのがかえってよかったのかもしれない。