東大の駒場キャンパスで、技術士の第二次試験を受けてきました。昨年は午前の択一式試験で足切りという結果だったのですが、今年は午後の記述式試験を採点してもらえる可能性がなきにしもあらずな感じです。
技術士は名称独占の国家資格で、機械部門、船舶・海洋部門、航空・宇宙部門といった21の部門に分かれています。ぼくが受けている情報工学部門は、さらにコンピュータ工学、ソフトウェア工学、情報システム・データ工学、情報ネットワークの4つの選択科目に分かれています。ぼくは昨年と同じくソフトウェア工学を選びました。
午前試験は昨年よりは易しい印象でした。JESの解答速報を信じるなら、ぎりぎり突破していそうです。
午後試験は時間的にかなり余裕をもって解答できました。12時半からの科目IIは30分残し、15時からの科目IIIは1時間残しで筆を置きました。とくに後者は「技術的負債」と「OSS」に関する2問のうち1問を選んで答えるもので、どちらを選んでもそれなりにスラスラ書けそうな内容でした。ちなみにぼくはOSSを選びました。早く終えても途中退室はできないのですが、10時から17時までと長丁場の試験なため、少しでも休めるときに休んだほうがよいと思い、スピードを重視することにしました。(単に夏バテ気味で疲れているのかも…)
もし合格していたら、次は口頭試験となります。緊張しやすい性格なので、まだ結果も分からないのにソワソワしています。
追記(2018-07-23)
択一式試験の正答が公開されたので自己採点したところ、15問中11問が正解でした。合格基準の9問を超えているため、足切りは免れたようです。午後試験を含んだ合格発表は10月30日です。
追記(2018-10-30)
残念ながら不合格でした。去年は情報工学部門の第二次試験受験者が540名、合格者が39名、合格率が7%だったそうです。すぐれた論文が書けないとダメなんでしょうね。来年も受けるつもりではいますが「合格したら儲けもの」ぐらいの気持ちで臨みます。